どうも。人生失敗ばかり!(元)工場人事担当の陣ジィです。こんにちは。でも、失敗しても次の手を打って何とか乗り切ってきました。失敗ばかりと言っても、そこから必ず復帰することはできると思っています。
T山さんは30代前半の女性。20代の頃に勤めていた会社を病気の為に退職されてからなかなか社会復帰ができないと言います。
現在、日本国内で若年無業者の数は200万人以上も居ると言われています。つまり、15歳から39歳までの若者のうち16人に1人がニートという状況なのです。そして、中には社会復帰しようと努力し、もがいている人も大勢おられます。
というわけで、今日は
日本では社会復帰できないって本当なの?
というテーマを取り上げてみたいと思います。残念ながら、私は長期間の無職を経験したことが無いので、わからないことばかり。しかし、一生懸命に調べましたので、是非最後までご覧ください。
本当に日本は社会復帰ができない国なのか!?
T山さんのように、病気で退職してからなかなか社会復帰ができないという方は非常に多いようです。病気だけではなく、転職するつもりで退職してそのまま社会復帰できないという方もおられます。
多くの人は社会復帰を望んでいるのに、日本という社会のシステムがそれを阻んでしまっているという可能性も否定できません。

社会復帰できないのか?
特にT山さんのように、病気で退職した人の場合は採用しても病気が再発するのではないかという心配もあり、企業側としてもなかなか採用に踏み切れない部分もあるようです。
最近では心の病で退職を余儀なくされるケースも非常に多くなっていますね。そして、心の病というのは何かの切っ掛けがあれば再発する可能性も非常に高いという認識があります。ですから、会社側の立場になって考えると、なかなか採用できないという部分も理解できるのではないでしょうか。
とは言え、日本で社会復帰するのは無理なのかと言うと、社会復帰できる可能性は高いと考えます。但し、仕事を選ぶ必要があるでしょう。では、社会復帰するのに、どのような仕事を選べば良いのでしょうか。
私が考えたのは、次の2つ。
- 人材不足の業界
- 自宅でできる仕事
では、もう少し詳しく見て行きましょう。
人材不足の業界なら社会復帰の可能性あり!
私の知っている業界の中で人材不足で困っている職種と言えばこちらの3つです。
- 介護職
- トラックの運転手
- 工場の作業員
一つ一つ見て行きましょう。
介護職は肉体労働?
介護の現場で働いている人は非常に多いイメージがあるかもしれませんが、意外と離職率が高いようです。最も大きな原因は給与面。介護の現場というと、肉体労働のようなイメージがありますが、給料は少ないでしょう。福祉ですから仕方がない部分もあります。

介護の現場は常に人手不足
私の知り合いで、常にサービス残業。そして休日でもすぐに呼び出しがあると嘆いている人がいます。思ったよりも大変な職場のようです。
仕事内容に見合った給料が支払われていないということですが、社会の一員であるということを実感するには最適な職場ではないでしょうか。日本では社会復帰できないというイメージは無くなるでしょう。
では、次にトラックの運転手。
運送業界は火の車!常に人材不足に悩まされている!
トラックの運転手についても離職率が非常に高い職種となっています。最近では運送会社のブラックな部分がニュースなどでも取り上げられるようになり、更に人手不足となっているようです。なかなか求人を出しても人が集まらないという状況ですね。

トラックの運転手がおすすめ
但し、個人的には非常におすすめです。特に大型免許を持っているのなら、トラックの運転手をして社会復帰するのも良いでしょう。おすすめの理由としては、トラックの運転中は一人になれるということです。
勿論、人との接触が無いわけではありません。荷物の積み降ろし時には担当者との意思疎通も必要ですし、最低限の会話は必要となります。
ですから、人と接する時間と接しない時間を上手に使い分けることができ、対人関係に悩んで社会復帰ができないという場合にも最適でしょう。大型免許不要の仕事も多いので、挑戦してみては如何でしょうか?
では、最後に工場の作業員です。
工場の作業員
最もおすすめなのが工場の作業員です。しかし、工場の作業員ならどんな仕事でも大丈夫かと言われるとそうではありません。やはり社会復帰をするのに適した仕事をした方が良いでしょう。
社会復帰に適している仕事は次の2つです。
- 検査工程
- ピッキング作業
どちらも作業としては軽作業ですよね。しかも、それ程人と接する必要がありません。黙々と仕事ができるのもおすすめポイントです。
検査工程について詳しいことはこちらの記事に書いています。

検査工程は目視検査や装置を使用した検査方法があり、工場や工程によって方法がかなり違います。しかし、一般には体力が必要のない軽作業という位置付けになりますので、社会復帰するには最適ではないでしょうか。
ピッキング作業というのは、組み立て工程などに必要な部品を供給したり、出荷する商品を揃えたりする工程です。ピッキング作業について詳しいことはこちらの記事に書いているので参考にしてください。

これらの工場での仕事は採用のハードルも比較的低く、社会復帰するのには最適な職種だと思います。但し、工場は採用されてから配属という場合が多いので、希望通りに配属されない場合もあるので注意が必要です。面接時などに確認することをお勧めします。
しかし、なかなか家から出て働くということは難しいかもしれません。そういう場合には自宅で仕事をするという選択肢もあります。
自宅でできる仕事でコツコツ社会復帰を!
社会復帰できないと悩んでいる人の中には、会社に勤めるということ自体に抵抗があるということもあります。会社には色んな人が居ますし、必ずしも良い人ばかりとは限りません。対人ストレスによって心の病になってしまう可能性も考えられますよね。
そんな場合には、自宅でできる仕事がオススメです。

自宅で仕事がおすすめ
具体的には、ネットビジネスが良いでしょう。世の中にはアウトソーシングで仕事を依頼したいという会社も非常に多いので、その需要に応える形で供給することができれば会社勤めよりもメリットが大きいでしょう。
具体的には、次のような仕事です。
- WEBライター
- WEBデザイナー
- プログラマー
- ネット通販
文章を書くのが得意な場合やデザインが好きな人はすぐにでも仕事が見付かるでしょう。仕事を探すにはアウトソーシングサイトに登録しておくことが必要です。色んなサイトがありますが、私が利用しているのは次の3サイト。
- クラウドワークス
- Lancers
- coconara
かなり有名なサイトなので、興味のある方は是非登録してみてください。特に誰でもできると思うのが「WEBライター」です。何の資格も必要ありませんし、徐々にスキルアップすることもできます。是非、挑戦してみて社会復帰の足掛かりにしてみては如何でしょうか。
ところで、社会復帰できないままでいる場合、最終的にはどのような状況に陥るのでしょうか。
社会復帰できないとどうなるのか
もし、あなたがずっと社会復帰できないままでいれば、最終的にはどうなるのでしょうか。衝撃的な動画がありましたので、是非ご覧ください。
動画内でも詳しく紹介がありましたが、親が年金生活になっても社会復帰できない場合、いつまで経っても社会復帰できずに悪循環に陥る可能性があります。
社会復帰できずに何年も経つと、自分の年齢も上がってしまうので就職試験でもかなり不利な状況となるでしょう。つまり、その状況から抜け出すことは困難な状況ということです。職歴に空白の期間があるというだけでも不利な状況なのに、更に年齢が上がることでどんどん不利な状況になっていきます。
最終的に、年金を支払うこともできず、自分の力で生活することができなくなるでしょう。そうなると、生活保護に頼る生活になってしまいます。
まとめ
今日は、社会復帰ということについて考えてみました。日本では一旦会社を退職した後の社会復帰が難しいと言われていますが、それは本当なのでしょうか。記事を振り返ってみたいと思います。
実際、病気などで退職した場合などはなかなか社会復帰ができないという状況です。それは、職歴に空白期間ができてしまうことで、企業側の印象が非常に悪くなるからです。しかし、それ以上にあなたが魅力のある人材なら、企業側としては何ら問題がありません。
また、社会復帰するのに最適な仕事は下記の2つ。
- 人材不足の業界
- 自宅でできる仕事
中でも特におすすめなのは工場での軽作業です。工場での作業は基本的に接客業のように人と接することが無いので、対人関係のストレスはかなり少ないはず。もくもくと作業をするのが好きな人には工場への転職が最適だと思います。
あなたも工場での仕事を検討してみてはいかがでしょうか?
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