どうも。最近、体の節々が痛くなってきたアラフィフ(元)工場人事担当の陣ジィです。こんにちは。
加齢と共に若い頃には有り得ないと思っていた悩みって出てくるものですね。今日は腰の痛みを訴える旦那さんを持つ30代の奥様からの相談です。どうやら、家族がいるのに夫婦共に無職ということで、かなり悩みが深そうです。
腰が悪くてもできる仕事ってないでしょうか?
Oさんのお宅は3歳と1歳のお子さんが居られるそうです。夫婦共に実家を出ているということで、なかなか子供を見て貰うということも難しいということでした。
先月から子供を保育園に預けることができるようになり、
というわけで、今日は
家族がいるのに無職!とにかく仕事を見付けよう!
というテーマを取り上げてみたいと思います。家族がいるのに夫婦で無職はちょっとヤバいですよね。生活保護を貰うという選択肢もあるかもしれませんが、その前にできる対策を考えてみましょう。
家族がいるのに無職!すぐに見つかる仕事と言えば?
Oさんの旦那さんは腰痛で長時間の車の運転が辛いということで、トラックの運転手を退職されました。車の運転は長時間同じ姿勢ということで非常に辛いですよね。家族がいるのに無職にならざるを得ない程の苦痛だったということでしょう。

運送会社を退職
恐らく、毎日トラックに乗る時もかなり憂鬱だったのではないかと想像します。しばらくは失業保険を利用したいところですが、労災が認められない限りは自己都合による退職となるので、失業保険もすぐには給付されません。
そんな状態でも家族を養うためには仕事をしなければなりません。生きて行くって辛いですね。
腰痛ということなので、軽度の場合は以下のような方法で誤魔化しながら仕事をすることも可能です。
- コルセットを巻く
- 湿布を貼る
- 痛み止めの注射をする
また、リハビリをして筋力を付けることで痛みを和らげることもできるかもしれません。しかし、急激に良くなるということもありませんし、今すぐ仕事をしたいという場合にはなるべく腰に負担の掛からない仕事が良いでしょう。
しかし、長い間トラックの運転手をしていたということなので、恐らく事務的な仕事というのは難しいと推測します。それに、事務の仕事は何かの資格を持っていない場合には給料も安く、採用に関しても非常に厳しい状況。
そう考えると、おすすめは工場勤務です。
実は、工場勤務というと、
- 長時間の立ち仕事
- 体力的にキツイ
というイメージが強いかもしれません。しかし、工場勤務と言っても職種は多岐に渡るので、腰にあまり負担の掛からない仕事というものもあるのです。例えばどのような仕事があるでしょうか?おすすめは次の3つ。
- 工場の検査工程
- 比較的小さな部品の組み立て工程
- マシンオペレーター
では、それぞれについて詳しく見て行きましょう。
無職からの転職は検査工程の仕事がおすすめ
工場の仕事の中には、色んな工程があります。そして、その工程の最後には検査の必要な場合があり、専用の装置を使用しての検査や人間の目で見ることが必要。
また、検査工程の仕事と言ってもその工場によって方法も違います。例えばこちらの動画のような検査工程ならどうでしょうか。
このような仕事なら、腰痛だったとしても比較的大丈夫なのではないでしょうか。また、トラックの運転手のようにずっと同じ姿勢でいなければならないということもありません。
ですから、適宜姿勢を変えることで、腰には負担が掛からないようにすることも可能でしょう。工場の検査工程に関してはこちらの記事に詳しく記載していますので、参考にしてください。

家族がいるのに無職と悩んでいる時間があるなら、工場の検査工程の仕事を探すというのも良いと思います。では、他の職種についても見て行きましょう。
比較的小さな部品の組み立て工程なら経験不問!
工場の中でも、小さな部品の組み立て工程などは先程の検査工程と同じように、腰への負担は少ないのではないでしょうか。また、工場の中でも最も人手が欲しいのも組立工程なので、引く手あまたという感じです。
ですから、無職の状態で特に資格などが無いという場合には手っ取り早く組立工程の仕事を探すのが良いと思います。

工場の組み立て工程
但し、工場の組み立て工程ならどこでも良いというわけではありません。自動車工場などの大型製品を製造している工場に関しては腰への負担が掛かる作業が多いかもしれませんので要注意です。
自動車工場の期間工などは良く募集されていて、給与面でもかなり高待遇です。しかし、一つ一つの製品が大きいので、おすすめできません。期間工の仕事を考えているなら、部品メーカーがおすすめです。
特に、女性の多い職場は腰に負担の掛かる作業も少ないのではないかと考えます。例えばこちらの記事で紹介している期間工の仕事は女性の多い職場なのでおすすめです。

では、次にマシンオペレーターについて見て行きましょう。
体への負担を考えるならマシンオペレーター
適度に体を動かすことができるのがマシンオペレーターです。マシンオペレーターに関しても、特に資格が要らない場合が多いので、現在無職でも問題無いでしょう。
また、マシンオペレーターの場合は立ち仕事となることが多いのですが、同じ姿勢を続けるということが殆どありません。ですから、腰への負担は比較的少ないでしょう。

マシンオペレーター
但し、マシンオペレーターの場合は、操作するマシンによって重い材料を扱うこともあるので注意が必要です。詳しくはこちらの記事をご覧ください。

まとめ
今日は、家族がいるのに夫婦共に無職という状態で悩んでいる方に向けての解決策ということで考えてみました。Oさんの旦那さんは長く無職の状態が続き、家族関係(夫婦関係)もギクシャクしてきていたということなので、かなり重症ですね。
しかし、旦那さんにとっては腰痛という大きな問題を抱えていたので、なかなか動き出す勇気がなかったのかもしれません。そんな時の解決策として、まずは履歴書を書くことから始めてはいかがでしょうか?

まずは履歴書を書こう!
履歴書を書くことで、少しは前向きな思考ができるようになるかもしれません。そして、履歴書を書いたら求人を探しましょう。私がおすすめするのはこちらの3つの職種。
- 工場の検査工程
- 比較的小さな部品の組み立て工程
- マシンオペレーター
上記の3つの職種は特に資格が必要でない場合が多く、腰痛が原因で無職となったという条件付きでも比較的容易に採用されるのではないかと考えます。
また、工場によっては、腰痛対策に取り組んでいるところもあるようです。腰痛を発症させない・悪化させないという取り組みをしている工場の募集があれば最も良いですね。
何もしないという選択肢はありません。転職するなら単純作業でも給料は高いところが狙い目。詳しくはこちらのサイトで相談員に相談してみることをおすすめします。きっと条件に合った仕事が見付かることでしょう。
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