期間工として働くことになったK本さん。面接試験に合格したからといってもまだ本採用というわけではありません。実は、期間工として働くには健康診断という試練が待っていました・・・
大丈夫だと思いますよ。K本さん、見た目健康そうですし。
あんまり自信ないんですよ。
何か病気でもしてるんですか?
というわけで、今日は
期間工として働く前の健康診断!基準はどうなの?
というテーマを取り上げてみたいと思います。せっかく面接試験で合格したのに、行ってみたら駄目でした・・・ってことになるのも辛いですよね。ある程度の基準を知っておけば安心です。
期間工の健康診断!基準は甘いが油断は禁物!
健康診断と言っても、こんなに和やかなムードではないでしょう。
さて、気を取り直して本題に入りたいと思います。
期間工の健康診断は、面接試験に合格し、
という感じの時に行われます。つまり、採用となった人が一同に集められて行なわれる研修期間の間に行なわれるのです。
想像してみてください。期間工としてやる気満々の状態で寮に入り、これから稼ぎまくってやると鼻息を荒くしながら研修を受けています。そんな状態で・・・
なんてことを告げられたら、凄く辛いですよね。
ですから、今更何ともならないということはどうすることもできませんが、もしものことを考えて、アルコールやタバコを控えるなど、多少の節制をすることをおすすめします。
しかし、実際に私も経験していますが、健康診断の基準値に引っ掛かるという人はかなり少ないです。約50人が健康診断を受け、その場で帰らされたという人は1人か2人。ですから、確率的に言うと5%未満と言ったところでしょう。
但し、こういうことは確率論ではありませんよね。既に面接試験で合格している人達が集まっているわけなので、企業側としてもできれば全員働いて欲しいと願っているわけです。面接で不採用にするのと、面接で採用を決めてから健康診断で不採用というのは全然違いますよね。
だから、K本さんも健康診断で基準値を満たせずに不採用なんてことにならないで欲しいものです。
では、健康診断の内容はどういったものがあるのでしょうか?健康診断の内容は企業によっても若干の違いはありますが、概ね一般的な健康診断と同じと考えて良いでしょう。具体的には次の通り。
- 身長・体重・腹囲
- 血圧
- 採血
- 尿検査
- レントゲン
- 心電図
- 視力・色覚検査
- 聴力検査
- 問診
- 握力や背筋力の検査
企業によっては簡単な計算問題を解くなどの適性検査が行なわれる場合もありますが、問題自体は非常に簡単なので勉強に自信の無い人でも心配は要らないでしょう。
では、健康診断の合格基準というのはどの程度なのでしょうか?
健康診断の合格基準はどれくらい?
一般的に健康診断を受けると、検査結果には各項目に対して正常範囲という基準値が記されています。そして、その正常範囲を外れてしまった場合、
- 要経過観察
- 要治療(要精密検査)
という2つの段階があります。
勿論、それぞれの検査結果が正常範囲内であれば企業側の基準を満たしているということで、本採用ということになります。そして、正常範囲内で無い場合でも、要経過観察であればギリギリセーフ!という場合が多いです。(検査項目によっても違うので一概には言えません。)
しかし、要治療(要精密検査)という結果が出てしまった場合には基準を満たせなかったということで、残念ながら不採用となってしまいます。
不採用になった場合には、強制送還ということになります。荷物をまとめて帰らなければなりません。
それから身体検査と言えば、
という質問が最近増えていますが、実際はどうなのでしょうか。
タトゥーのチェックもされるってホント?
私の周りでタトゥーを入れている人が居なかったので事実はわかりません。ただ、色々な人から聞いた話では、健康診断の時にタトゥーが入っているか否かチェックされているということでした。
健康診断は企業によって違うので、タトゥーの基準も違うと思われます。その証拠に、企業によっては上半身だけ裸であったり、パンツ以外着用禁止であったりということです。
つまり、普通にしていて見えないような部位のタトゥーなら問題にならないという企業もあれば、非常に厳しい企業もあるということですね。
残念ながら、日本の産業を牽引していく企業なので、そういった部分に関しては厳しいと考えておいた方が良いでしょう。
まとめ
今日は期間工の入社時の健康診断について、合格基準はどのくらいなのかということを取り上げてみました。
もう一度記事をまとめてみましょう。
一般的に期間工の入社時に行なわれる健康診断の項目としては、次の検査項目があります。
- 身長・体重・腹囲
- 血圧
- 採血
- 尿検査
- レントゲン
- 心電図
- 視力・色覚検査
- 聴力検査
- 問診
- 握力や背筋力の検査
そして、合格の基準は各検査項目の正常範囲内であれば文句無しの合格。そして、要経過観察という場合についても殆どの場合は本採用となります。
しかし、要治療(要精密検査)という場合には不採用となってしまい、強制送還されてしまいます。特に血圧など、簡単に測定できる項目で基準値を満たしていない場合には、「何とか合格させてあげたい」という思いで何度も測り直すということもあるようです。
企業側としても、出来る限り健康診断での不採用というのは避けたいという印象ですね。
ちなみに、3ヶ月、6ヶ月などの契約更新時にも同様の健康診断を受けなければなりませんが、その場合は基準範囲で無くても強制送還されることはありません。
私は去年辺りからコレステロールの値が凄く増えてしまって、要治療と診断されているので、今から新規に期間工に応募しても採用されることはないでしょう。残念です。
心配していたK本さんは、握力が弱いと心配していましたが、特に問題無く本採用となったそうです。よかったよかった。
↓ ↓ ↓

コメント