パワハラを受けた回数は数知れず!どうも。(元)工場人事担当の陣ジィです。パワハラといじめって紙一重のところがありますよね。今になって考えると、「もしかしたらあれっていじめだったのかな?」ってことも多いです。
今日は、現役期間工K輔さんからの相談です。
世の中、小さなことを言い出すときりがないと思いますが、多かれ少なかれいじめのような問題はあります。もしかすると、いじめの無い世界なんて無いのかもしれません。
とは言え、いじめは絶対にダメですよね。そして、期間工の世界でもそんなことがあるようです。というわけで、今日は
期間工同士のいじめ!どうやって対処する?
ということについて考えてみたいと思います。また、期間工同士に限らず、正社員から受けるいじめがあるのか否かということについても見て行きましょう。
期間工同士のいじめは何故起こる!?対処方法はどうする?
まず、期間工同士のいじめということについて考えていきましょう。勿論、どこの職場でも期間工同士のいじめという問題があるのかというと、そうではありません。以前は私も期間工として働いていましたが、幸いにもいじめを経験したことはありませんでした。
寮生活をして寝食を共にしていたので、いじめの一つや二つあっても不思議ではないと思いますが、それなりに仲良くさせて頂きました。勿論、周りでもいじめられているという話は聞いたことがありませんでした。
つまり、期間工同士のいじめが起こるか否かは環境やタイミングに大きく左右されるということです。
期間工というと、一般的にこのようなイメージではないでしょうか。
- 採用試験に合格し易い
- 学歴関係なし
- 給料が高い
つまり、誰でも短期間でお金を貯めることができるということです。そして、そのような場所には、残念ながら少なからずお金目的でモラルの低い人もいるでしょう。

期間工にはモラルの低い人も・・・
更に、どうしても忙しくて人が足りないという職場になってくると・・・
ということもあります。そうなってくると、本当にどんなに質の悪い人材でも採用してしまう可能性がありますよね。猫の手も借りたい状態なので、人間の手なら尚更OKでしょう。
中には、いわゆるDQNと言われるようなレベルの人を採用せざるを得ない状況の場合もあるのです。もし、あなたがそんなDQNに目を付けられたとしたら、いじめられる可能性もありますよね。
では、あなたがいじめられた場合、どのように対処すべきでしょうか。選択肢は大きく分けて3つでしょう。
- 責任者に連絡する
- すぐに退職する
- 満了を待って退職する
そのいじめ度合にもよりますが、何とか我慢できるレベルのいじめなら、満了まで待って退職するのが最も理想的だと思います。我慢できないレベルなら、すぐに退職するか、責任者に連絡するのが得策でしょう。
では、それぞれ詳しく見て行きましょう。
期間工同士のいじめ!まずは責任者に連絡を!
期間工同士のいじめということを考えると、いじめを受ける現場は職場ではない可能性もあります。職場で発生したいじめに関しては、職場の上司に連絡するのが良いと思いますが、寮で起こった場合は期間工の責任者に連絡をするべきでしょう。
また、最近では職場でパワハラなどの相談窓口を設置していることが多くなってきました。ですから、そういうところに相談するのが最も良いでしょう。

相談窓口に相談してみよう
但し、いじめを相談することによって報復されるようなことがあってはなりません。
テメー何チクってんだよ!!
なんて逆ギレされたら大変です。加害者の性格を考えてから行動に移した方が良いかもしれません。そんな場合は、すぐに逃げましょう。
いじめに耐えられないならすぐに退職!
最も大事なことは、あなたの心と体を守ることです。ニュースを見ているといじめを苦に自殺なんて話を聞くことがありますが、それはあってはなりません。死ぬほどの覚悟があるなら、他の手段を考えられるはずです。ただ、追い詰められた状態になると、何も見えなくなるのかもしれません。
そんな時の最善策は逃げることです。闘わずに逃げるのです。それは何もカッコ悪いことではありません。

いじめに耐えられないならすぐに退職を!
少し前に人気のあった「逃げ恥(逃げるは恥だが役に立つ)」を思い出しましょう。最初は全く意味の解らないタイトルだと思っていたのですが、良く考えてみると明言ですよね。
あなたは、いじめから逃げることを恥ずかしいだと考えるかもしれません。しかし、逃げてもいいんです。ちょっとくらい恥ずかしくても、ちっぽけなプライドよりも命の方が大事に決まっていますので。
ですから、期間工同士のいじめに耐えられないと思ったら、すぐに退職しましょう。但し、もう少しの間なら我慢できるかも・・・という時には満了を待ってから退職することをおすすめします。
できることなら満了を待って退職しよう!
命が危ないと感じたら、すぐに退職するのが最善策。しかし、期間工を途中で退職してしまうと、次の仕事を探す時に苦労する可能性があります。ですから、期間工の満了を迎えてから円満退社というのが理想的。
満了を迎えてから退職した場合には、次に採用試験を受ける時にも全く問題ありません。しかし、満了を迎える前に退職したとなると、忍耐力が無いと判断される可能性が高くなります。

可能なら満了を迎えてから退職しよう
また、退職した会社で期間工として再度働くことも難しいでしょう。期間工は満了を迎えることで満了金も得られますし、何とかそこまで我慢することができそうならその方が良いでしょう。
但し、前述した通り「もう限界」という場合には満了のことなど考えずにすぐに退職することをおすすめします。
では次に、正社員から期間工へのいじめということについて考えてみましょう。
正社員から期間工へのいじめ!それってパワハラ?
期間工として働いている場合、正社員から期間工へのいじめはネットの情報では殆ど無いと書かれていることが多いですね。確かに、実際に色々聞いてみると少ないようです。但し、無いわけでは無い。期間工同士のいじめよりは少ないレベル。
そして、正社員から期間工へのいじめというと、立場の強い者からの嫌がらせということになります。つまり、これはいじめというよりもパワハラと考えられるのではないでしょうか。

正社員から期間工へのいじめはパワハラだ
昨今、パワハラについては非常に大きく取り扱われるようになりました。そして、今や中小企業でもちょっとしたパワハラでも問題になります。期間工を雇っている大企業がパワハラ問題に無頓着なわけがありませんよね。
もし、パワハラが発覚したらどうなるでしょうか。実は、大きなリスクを伴うのです。
正社員から期間工へのいじめにはリスクがある!
では、正社員から期間工へのいじめが少ない理由を考えてみましょう。もし、いじめ(パワハラ)があったとすると、どのようなことが起こるでしょうか。主に考えられるのはこちらの3つの項目です。
- 期間工が退職すると正社員の仕事がキツくなる
- いじめが上司の耳に入ると評価が下がる
- 企業のイメージが悪くなる
要するに、社員が期間工をいじめることで、ブーメランのように自分に跳ね返ってくるということです。ですから、利口な正社員はいじめなんかしないということですね。
但し、パワハラまがいのことはよくあるかもしれません。それは仕事上の間違いや危険な行為に対する戒めです。失敗は誰にでもあることですので、叱られたことは引きずらず、次に生かしましょう。
まとめ
今日は期間工のいじめ問題について考えてみました。期間工のいじめには
- 期間工同士のいじめ
- 正社員から期間工へのいじめ
の2種類が考えられますが、多いのは期間工同士のいじめです。正社員から期間工へのいじめには、正社員側のリスクが大きいので件数的には少ないでしょう。
ですから、大きな問題としては期間工同士のいじめです。
但し、加害者の期間工も満了までの期間と考えると、最長でも3年です。もしかすると明日にでも辞めてしまうかもしれませんし、加害者が辞めなくてもあなたが辞めるという選択肢も考えられます。
正社員の場合は退職というと凄く勇気の要る行動ですが、期間工の場合は比較的簡単に辞められるのではないでしょうか。人間関係で問題が起こったら辞めるという選択肢が用意されていることは、期間工の最大のメリットだと考えます。
満了は半年、1年と定期的に訪れます。3年間は我慢できなくても、数か月なら何とか耐えられるかもしれません。満了金は大きいので、もう少しだけ頑張ってみるという選択をしてみても良いのではないでしょうか。
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