どうも、先日神戸の方に遊びに行ったのですが、一日中歩いていたので次の日は体中痛くて動けなかった(元)工場人事担当の陣ジィです。
工場の仕事というとキツイというイメージがあるかもしれません。特に肉体的にキツイイメージが強いのではないでしょうか。それは会社によっても違いますし、実は同じ会社でも部署によって全然違うことも多いのです。
先日、同級生のY田君にたまたま会ったので色々と話を聞いてみました。
27年?自分でもびっくりやな。(笑)
Y田君は高校を卒業し、新卒採用でずっとその工場勤務だそうです。大きな工場で福利厚生もしっかりしているということ。しかも、仕事も楽って・・・言うことないですよね。
というわけで、今日は
工場の仕事は本当に楽なのか?体験談を聞いてみよう!
というテーマを取り上げてみたいと思います。工場に限らず、世の中に楽な仕事なんてないと思っていましたが、実際に楽な仕事もあるようです。Y田君に更に詳しく聞いてみました。
工場の仕事は基本的に楽!ツライのは繰り返しだから?
ネットの掲示板なんかを見ていると、「期間工の仕事はキツイ」なんて書かれていることが多いですよね。以前、記事にも書いたことがあります。

しかし、工場の仕事というのは、慣れてしまえば意外と楽な仕事が多いというのも事実。Y田君の話を聞いて簡単にまとめてみました。
- 作業環境が思っているほど悪くない
- 仕事自体が単純作業で楽
- 勤務体系が楽
Y田君の場合は作業環境は非常に厳しい工場のはずなのですが、
と言うのです。どのように楽なのでしょうか?気になったのでもう少し詳しく聞いてみました。
工場の作業環境は思っているほど悪くない!?
工場と言えば、作業環境が悪いというイメージですが、近年はかなり改善されてきているようです。Y田君の働いている工場はとあるガラス工場。釜でガラスを作っているので冬場でも暑いくらいの環境。勿論、夏場は灼熱地獄を想像していましたが、意外とそうでもないらしい。
その辺りは慣れの問題もあるかもしれませんが、Y田君の場合は作業環境自体にも何の不満も無いようでした。では、仕事自体についてはどうでしょうか。
工場の仕事は単純作業!慣れればとっても楽!
Y田君の会社で扱っている製品自体も技術がどんどん進歩していることで、薄く小さくなってきて体力的にも非常に楽なんだとか。重量も軽くなってきているから、働き始めた頃とは随分違ってきているようです。
しかも、作業自体が単純作業。ちなみに、Y田君の仕事は検査です。ガラス製品に気泡などが無いかということを目視検査する、工場の中では最終工程にあたる部署ですね。延々とガラスの検査をし続ける、いわゆる単純作業ということになります。単純作業に関してはこちらの記事も参考にしてください。

Y田君は、勉強嫌いだったので、簡単な単純作業をしているだけで給料を貰えるというだけで大満足だそうです。しかし、それだけではありません。実は、Y田君が工場勤務で良かったと思うのは、勤務体系だったのです。
工場の仕事は勤務体系が楽!慣れれば・・・
更に、勤務体系もY君には合っているみたいでした。
ということです。交替勤務なので、平日の休みも多く、混雑するレジャースポットにも平日の空いている時にしか行かないそうです。実は私も若い頃に交替勤務を体験したことがあったのですが、慣れるまではかなり辛かった記憶があります。特に夜勤ですね。夜勤はいくら寝ても眠いんです。
工場というと、昔は残業がきついというイメージもありましたが、近年は働き方改革という流れで非常に緩くなってきたようです。法規制も厳しいので、工場勤務は休みもきちんと取れる職場が多くなってきています。
そんな話を聞いていると、とっても羨ましくなりますね。しかし、そんな風に全てをポジティブに考えられる人ばかりではありません。
「工場の仕事は楽じゃない!」というY田君とは違った意見もまとめてみました。
決して楽じゃないよ!工場の仕事パターン!
工場の仕事と言っても、工場によって色々です。ツライところもあるのは確かなのですが、その理由を考えてみると、主に次の3つではないでしょうか。
- 肉体的にきつい
- 職場環境(衛生面)できつい
- 作業服がきつい
工場によっては大きな製品を扱うことがあります。一つ一つのネジ締め作業が意外ときつかったり、物を持ち上げたり下ろしたりするだけでもつらい部分がありますよね。
また、基本的に立ち作業という工場が殆どですので、足腰にはかなり負担が掛かります。
体力的と言えば、勤務体系によっても大きな問題があります。Y田君の場合は交替勤務が良いと言っていましたが、交替勤務のある工場は慣れるまでは大変です。私も経験がありますが、いくら寝ても夜勤は眠いものですよね。
また、職場環境ではやはり夏場は暑く、冬場は寒いという工場が多いのが現状。電子部品を扱うような工場の仕事では温度管理・湿度管理をされている場合が多く、作業環境も快適です。
しかし、その他の製品を扱っている工場では、季節を肌で感じることができる職場環境となってしまいます。特にきついのが夏場ですね。熱中症には注意が必要です。
職場環境だけではなく、決められた作業服などがつらい場合もありますね。工場ではヘルメットや帽子の着用が義務付けられています。また、製品によっては保護眼鏡や防塵服なども必要な場合がおあります。
私も経験がありますが、夏場にヘルメットと眼鏡とマスクの3セットは三重苦だと感じました。体力的というよりも、頭皮にも厳しい環境なのではないかと思います。現実問題、その職場では頭の薄い年配の人が非常に多かったように記憶しています。
まとめ
今日は、工場の仕事が楽という話を聞いたので、実際のところはどうなのか考えてみました。もう一度記事を振り返って見ましょう。
工場の仕事が楽なのか楽じゃないのかというのは、その会社によっても違ってきますが、それ以上にあなたの受け取り方一つで大きく変わってくるのではないでしょうか。
例えば、こちらの項目を考えてみましょう。
- 職場環境
- 仕事自体
- 勤務体系
同じ環境であっても、ある人にとっては快適でも、ある人にとっては不快という場合もあります。Y田君のように、ポジティブに捕らえることによって、
と思いたいですね。
Y田君のように、凄く楽な仕事というわけではありませんが・・・


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